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広報文化事業情報

2015年 日・中米交流年事業
キック・オフ・レセプションの開催(結果概要)

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3月4日、岡田大使は、公邸において、バジャダレス外務次官及びコントレーラス元外相/外務・国際協力省顧問の参加のもと、国立・私立大学を始めとした教育機関、各種博物館や柔道協会等の文化関連組織、日本製の各種製品を取り扱う民間企業関係者及び当地マスコミ等73機関/組織の105名を集め、2015年の日・中米交流年事業に向けた今後の取組の説明等を目的にキック・オフ・レセプションを開催しました。

同レセプションの模様については、当地テレビ局のニュース番組及び当地主要各紙で取り上げられた他、ホンジュラス外務・国際協力省はプレスリリースを発出しました。

1.ワーキング・ランチ概要
(1)本使の挨拶 (挨拶文(スペイン語))
昨年の日・中米「対話と協力」フォーラムにおいて、2015年を日・中米交流年と位置づける旨確認された背景につき説明しつつ、石原特派大使が、エルナンデス大統領の就任式への出席を目的に本年1月に当地を訪問された際に、エルナンデス大統領と会談し、両国が協力して日・中米交流年を実施することに合意した旨を説明しました。また、日・中米交流年への積極的な協力及び関与を出席者に対し要望しました。

(2)バジャダレス外務次官の挨拶
 清子内親王殿下のホンジュラス御訪問、ハリケーンミッチの災害復興を目的とした国際緊急援助隊としての自衛隊のホンジュラス派遣、JICAの青年海外協力隊の活躍等に言及しました。日本とホンジュラスの伝統的な友好・協力関係に言及され、2015年の日・中米交流年がホンジュラス国民に歓迎されるとの確信を表明しつつ、右が成功裏に終わるよう尽力する旨発言がありました。


(3)コントレーラス元外相/外務・国際協力省顧問の挨拶
日本とホンジュラスの堅固な二国間関係及びJICAの青年海外協力が両国間の架け橋となっている旨言及しつつ、ホンジュラスの対外政策における日本の重要性について述べられました。一方で、ホンジュラスの経済発展は、雇用の創出、教育の質の向上等生産的な投資を通じて可能となる旨述べるとともに、毎年6%の成長を目標とし、投資を誘致するための環境の整備を目的とした治安改善等のホンジュラス政府の取組に言及しつつ、外国からの投資の必要性につき表明しました。また、石原特派大使及び小林課長のホンジュラス訪問時に、懇談する機会を得たことにつき謝意を表しつつ、日・中米外交樹立80周年事業に向けた意欲を表明しました。そして、日本とホンジュラス及び中米の関係を、①国際民主主義の連帯の柱、②平和、自由及び安全保障の原則のための戦いという共通の願い及び③我々と共存する日本人ボランティアの勤勉な腕と創造的な精神で支えらた将来に向けた堅固な橋とたとえ、瀬戸大橋が同関係を象徴すると提案しました。


(4)その他
当館より、出席者に対し、2005年の外交樹立70周年の実績等を説明しつつ、2015年の日・中米交流年の今年の具体的な準備作業等につき説明しました。また、高橋JICAホンジュラス事務所長及びホンジュラス本邦帰国研修員協会会長等より、各組織の取組や70周年の取組の実績等につき説明したのち、複数の出席者より、80周年の事業に関し様々な案が提示されました。

2.外務・国際協力省プレスリリース概要
ホンジュラスと日本の外交樹立80周年事業に関する会合に参加したバジャダレス外務次官は、挨拶を通じて、長きにわたる日本政府のホンジュラスに対する協力に謝意を表しました。岡田大使は、様々な分野における日本の協力を継続する意向を表明するとともに、2015年の80周年事業への協力を求めました。本会合には、ロペス・コントレラス大使及びホンジュラスの各界関係者が出席されました。

 

報道

ホンジュラス外務・国際協力省プレスリリース

エル エラルド紙(3月9日日曜電子版)

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