2024年「日本文化月間」閉会

2024年12月03日
11月30日、中原大使は、テグシガルパ市のビジャ・オリンピカにおいて「日本文化月間」の閉会式を行いました。この式典に先立ち、27日より世界的な柔道家である七戸龍氏や国内外で活躍するJICA海外協力隊員等をJICAが招へいし、柔道の講演とデモンストレーションを随所で実施し、同式典では柔道団体戦と柔道着の寄贈と共に閉幕しました。式典には、ホンジュラス柔道連盟の関係者のほか、メルビン・ガルシア国家警察庁地域警察・防犯局長をはじめとする国家警察関係者も参加しました。
 
中原大使は、「今次文化月間の様々なイベントに日本武道を織り交ぜました。その中で柔道は我が国の学校教育にも組み込まれるほど重要です。柔道の基本的な精神に「自他共栄」があり、国家繁栄を導く考えでもあると思います。日文化月間は柔道実践と共に幕を閉じますが、柔道をはじめ、こうした我々のメッセージを今後も実践し続けていただきたいと期待しています。」と述べつつ、来年の「日本ホンジュラス外交関係樹立90周年」の公募で採用したロゴを発表しました。
 
今年の「日本文化月間」では、JICA、ホンジュラス帰国留学生の会(AHBEJA)、その他日本文化愛好家の皆様とともに、「日本文化フェスティバル」(11月3日)で幕を開け、当地映画館「Metrocinemas」社と共催で「日本文化講演(映画上映含む)」(11月7日、8日)を実施しました。残念ながら、サンペドロスーラ市中米工科大学(UNITEC)で予定していた日本文化講演等は、熱帯暴風雨「サラ」の影響により中止を余儀なくされました。しかし、その後、コマヤグア市、ラパス市、テグシガルパ市において警察機関及びその他教育機関に対して上述の柔道講演等を実施(11月27日~30日)しました。
 
これらのイベントにご協力いただいた全ての人々に御礼を申し上げます。日本大使館は、引き続き、日本の文化や価値観を普及する活動を皆様と共に実施していきます。
 
中原大使と七戸氏
 
ホンジュラス柔道連盟と国家警察庁への柔道着寄贈
 
スピーチ及び90周年ロゴ発表
 
柔道団体戦
 
柔道団体戦優勝チーム表彰
 
集合写真
 
 
モラン元柔道連盟会長による日本武道講演
 
日本文化講演(映画上映)の様子
 
学校での柔道講義
 
警察学校への柔道着寄贈