円借款「持続可能な開発に向けた透明性及び健全性向上プログラム・ローン」及び無償資金協力「国道六号線橋梁建設計画」に係る交換公文の署名・交換

令和6年1月15日
1月11日、大統領府において、中原大使、レイナ外務大臣は令和5年度円借款「持続可能な開発に向けた透明性及び健全性向上プログラム・ローン」及び令和5年度無償資金協力「国道六号線橋梁建設計」に関する交換公文(E/N)等の署名・交換を行いました。同式典には、当国を公式訪問中の穂坂外務大臣政務官及びカストロ大統領のほか、オチョア財務大臣、ピネダ・インフラ交通大臣及び篠JICAホンジュラス事務所長等が出席しました。署名案件の概要は、以下のとおりです。
 
1 円借款「持続可能な開発に向けた透明性及び健全性向上プログラム・ローン」(借款限度額133.90億円)
公平性に基づく民主主義国家の建設を通じた国の発展を掲げる同国政府に対し、政治の透明性、信頼性の向上を支援するための財政支援を行うもの。米州開発銀行(IDB)との協調融資。
 
2 無償資金協力「国道六号線橋梁建設計画」(供与限度額28.63億円)
首都テグシガルパと隣国ニカラグアとを結ぶ主要国際幹線道路である国道六号線の地すべり箇所において、橋梁を建設することにより、自然災害への脆弱性の低減による安全かつ円滑な物流網の整備を図り、もってホンジュラスの社会経済基盤強化に寄与する。
 
式典において、中原大使は「これらの支援総額は、89年にわたる日本・ホンジュラスの国交の中で歴史的に最大のレベルであり、今後、両国のますますの関係強化の礎となることを期待しています。」と述べました。

外務省報道発表:https://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/pressit_000001_00202.html