中原大使のグラシアスアディオス県訪問

令和6年2月9日
2月7日から9日にかけて、中原大使は、パレデス保健大臣、ビジャルUNICEFホンジュラス事務所代表とともに、グラシアスアディオス県を訪問し、日本とUNICEFの支援を通じ整備されたワクチン・薬品保管倉庫の引渡式に出席するとともに、同県の医療施設を訪問ししました。
 
ホンジュラス国内のワクチン保管体制強化に向けた日本政府及び国連児童基金(UNICEF)による、約200万米ドルの本支援によって、グラシアスアディオス県のワクチン保管倉庫整備に加え、ワクチン保管用冷蔵庫342台、ワクチン保冷搬送車4台及びワクチン搬送用ボックス200個が、国内各地の医療施設に配備されました。更に、保健従事者を対象に整備機材の使用・維持管理、情報分析等に関する技術支援を行われ、ホンジュラスにおけるワクチン接種体制が強化されました。
 
式典において中原大使は「このワクチン倉庫の建設は、グラシアスアディオス県の公衆衛生にとってとても重要です、なぜならワクチンやその他医薬品の適切な保管と管理を行うために必要な基準が満たされ、住民に対するワクチンの適切な接種が可能になります。この倉庫がホンジュラスの皆さんに日本を思い出させてくれるシンボルの1つになることを願います。」
 
また、同訪問中において中原大使は、パレデス保健大臣、UNICEF代表者との間で、ホンジュラス保健分野における課題、ニーズについて協議を行いました。
 
日本政府は、引き続き、保健省、UNICEF等の国際機関と連携しながらホンジュラスの保健改善を後押しして参ります。