移民危機対応案件「Trayectos」キックオフイベント(UN Women連携)

令和6年6月11日
6月7日、日本政府の支援を通じ国連女性機関(UN Women)が実施する移民女性の保護に向けたプロジェクト「Trayectos(道筋)」のキックオフイベントが行われ、在ホンジュラス日本国大使館より吉田書記官が出席しました。式典には、ライネス・エルパライソ市長、セルヒオ・バールUN Womenプロジェクト・コーディネーター等が出席しました。
 
吉田書記官はイベントにおいて「日本政府は、主要外交政策の一つとして、WPS(Women, Peace, Security)を推進しており、我々のパートナーとの連携により、女性や子どもを中心とした中米地域を移動する非正規移民の人々が、人間としての尊厳を保ち、希望をもって生きれることを願います。」と述べました。
 
本案件は、2024年3月から2025年3月にかけて実施され、パナマ、コスタリカ、ホンジュラスにおいて、ジェンダーに基づく暴力への配慮を含めた非正規移民女性のニーズに応える保護サービスを計画し、提供できるために人道支援を行う組織の能力を向上させるとともに、非正規移民女性や受入コミュニティの女性が、保護サービスの提供や社会的結束の取り組みにアクセスし、これら取り組みへの影響力を向上させることを目的としております。