移民危機対応案件「Trayectos」(UN Women連携)報告会

令和7年2月28日
2月26日、日本政府の支援を通じ国連女性機関(UN Women)が実施する移民女性の保護に向けたプロジェクト「Trayectos(道筋)」の報告会が行われ、在ホンジュラス日本国大使館より南地医務官及び吉田書記官が出席しました。式典には、ライネス・エルパライソ市長兼エルパライソ県北部市連合代表、セルヒオ・バールUN Womenプロジェクト・コーディネーター等が出席しました。
 
吉田書記官は同会において本プロジェクトを通じて様々な移民女性に係る諸課題が発見されたことに触れ、「中米地域における非正規移民とジェンダー平等の課題を共に解決するために、中央政府、地方政府、地域社会、国際社会がそれぞれ連携・協働し、それぞれの成果とグッドプラクティスを普及させる必要があります。外交関係樹立90周年に当たる本年、日本と価値と原則を共有するホンジュラスにおいて移動に際し脆弱な人々が人間の尊厳を回復し、希望を以て生きていただきたい。」と述べました。
 
本案件は、2024年に開始され、パナマ、コスタリカ、ホンジュラスにおいて、ジェンダーに基づく暴力への配慮を含めた非正規移民女性のニーズに応える保護サービスを計画し、提供できるために人道支援を行う組織の能力を向上させるとともに、非正規移民女性や受入コミュニティの女性が、保護サービスの提供や社会的結束の取り組みにアクセスし、これら取り組みへの影響力を向上させることを目的としています。


 

 

 

 

 

 

 

 
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