令和6年度「経済社会開発計画」(がん治療関連機材供与)交換公文(E/N)署名式

令和7年3月26日
3月26日、外務国際協力省において、中井大使は、レイナ外務国際協力大臣とともに、令和6年度無償資金協力「経済社会開発計画」(がん治療関連機材供与)に関する交換公文(E/N)の署名及び交換を行いました。同式典には、パレデス保健大臣、門屋JICAホンジュラス事務所長等が出席しました。
 
中井大使は、式典において「サン・フェリペ病院は、ホンジュラスにおいて最も重要な公立病院の一つであり、我が政府は、長年にわたりサン・フェリペ病院への支援を行ってきた。これまで、外来部門の建設、コロナ禍における医療機材整備等で支援を行っている。日本ホンジュラス外交関係90周年という節目の年に、ホンジュラスのがん検診を強化し、その患者に大きな希望をあたえる支援を約束できることは大変な喜びである。」と述べました。
 
本事業は、昨年9月に署名された日本、ホンジュラス及び国際原子力機関(IAEA)の三者間による、ホンジュラスにおける放射線治療での三者協力に関する意図表明書の一環として行われており、テグシガルパ市のサン・フェリペ病院に対して線形加速機及び診断機材を供与することにより、ホンジュラスの放射線治療分野の能力向上を図り、保健医療体制の強化に寄与するものです。
 
(参考)
ホンジュラス共和国及び国際原子力機関(IAEA)との医療分野(放射線治療)での協力に関する意図表明書の署名(https://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/pressit_000001_01202.html