草の根無償「テグシガルパ市タマラ村ラフロール地区及びマゲリジョス地区電化計画」引渡式

令和7年4月30日
4月29日、前東参事官は、フランシスコモラサン県テグシガルパ市タマラ村を訪問し、令和5年度対ホンジュラス草の根・人間の安全保障無償資金協力「テグシガルパ市タマラ村ラフロール地区及びマゲリジョス地区電化計画」の引渡式を行いました。式典には、コンラド・ランダ・ぺレイラ タマラ村上水道委員会代表等が出席しました。

前東参事官は「電気へのアクセスは、日常生活、特に保健環境を改善します。電気の不足は、子どもたちが夜勉強する機会を失うだけでなく、薪やろうそくの使いすぎによる呼吸器系の問題にも影響を与えます。私たち日本人にとって、友人であるホンジュラスの人々の健康は、共に発展していくために非常に重要なことです。タマラ村のラフロール及びマゲリジョス地区の人々が、日々の生活を維持し、日本国民からのこの贈り物を覚えていてくれることを祈っています」と述べました。

本案件では、ラフロール地区及びマゲリジョス地区に送配電設備(電線:8,991m、変圧器3台、電柱19本、街灯20台)を整備することで、同地区住民の生活環境の向上に寄与することが期待されます。
 
前東参事官スピーチ
記念プレート前で主賓と 地元の子供達と
ラ・フロール地区の街灯