中井大使の第20回極真空手大会への参加

令和7年10月21日
 10月18日、中米工科大学(UNITEC)の体育館において、ホンジュラス新極真会(空手団体)による第20回極真空手大会が開催されました。本大会は、本年5月に実施された第19回大会に続くものであり、決勝戦の前にはホンジュラス剣道連盟による剣道のデモンストレーションも行われました。

 開会挨拶の中で中井大使は、「空手や剣道は単に相手を倒すための格闘技ではなく、互いに尊敬と謙虚さをもって対することが本質です」と述べ、対戦前後の礼に表れる武道の精神性について言及しました。さらに、大使は、日本の漫画やアニメを通じて若い世代の間で武道への関心が高まっていることに触れ、「武道の根底にある精神や伝統的価値観を学ぶ若者が増え、両国の友情と相互理解を一層深める契機となることを期待します」と述べました。