令和7年度「経済社会開発計画」（河川観測関連機材供与）交換公文（E／N）署名式

　12月15日、外務国際協力省において、中井大使は、ブ外務国際協力大臣とともに、令和7年度無償資金協力「経済社会開発計画」（河川観測関連機材供与）に関する交換公文（E/N）の署名及び交換を行いました。同式典には、ピネダ・インフラ交通大臣、横尾JICAホンジュラス事務所員等が出席しました。
 
　中井大使は、式典において「日本は洪水発生の危険性を早期に把握する知見を十分に有しており、これを最大限に活かして本案件を形成しました。洪水という共通の自然災害に対処する両国が、両国国交樹立90周年の最後にこの案件に合意することは、誠に象徴的であり、喜ばしいことです。」と述べました。
 
　本支援では、年々洪水被害が著しいバジェ・デ・スーラ地域（ホンジュラス北部）において、データ収集能力を強化し、洪水対策の促進に寄与するために、ウルア川流域及びチャメレコン川流域において、雨量計、流量計、監視カメラ等の機器を供与します。