現地メディア向けプレスツアーを行いました
平成28年12月10日
11月22日から24日まで、現地メディア向けプレスツアーを実施し、新聞・テレビ14社16名のジャーナリストとカメラマンが参加しました。このプレスツアーは、日本の開発協力で整備された質の高いインフラ等が現地メディアで取り上げられる機会を増やすとともに、日本の高度な技術力やノウハウ等に関するホンジュラスの政府関係者、知識層および一般市民への情報発信を強化するためのものです。
プレス一行は、テグシガルパ市、コルテス県、ジョロ県、コパン県を訪れ、「首都圏地滑り防止計画」、「カニャベラル及びリオ・リンド水力発電増強計画」、「デモクラシア橋補修計画」、「観光振興を目的としたマヤ文明遺跡公園整備計画」及び、「地域資源としてのコパン遺跡公園の保存と観光活用計画」の視察を行いました。
「首都圏地滑り防止計画」（無償資金協力）
本視察では、首都のベリンチェ地区で行なわれた地滑り対策工事に、日本がどのように災害経験で蓄積されたノウハウを活用し、どのように各国の防災取り組みを支援行なっているか説明が行なわれました。また、テグシガルパ市防災委員会関係者も視察に参加し、本支援の裨益効果を記者に説明しました。
「カニャベラル及びリオ・リンド水力発電増強計画」（円借款）
地滑り防止計画を視察後、当国北部に位置するコルテス県サンタ・クルス・デ・ヨホア市に移動し、同市に位置するカニャベラル及びリオ・リンド水力発電所を視察しました。水力発電所の管理責任者は、稼働してから約50年が経過する同発電所が日本の支援により未だ発電し続けていること、また、2015年に締結された円借款を通じて実施されるリハビリ及び増強について説明しました。
「デモクラシア橋補修計画」（無償資金協力）
2日目は、当国北部に位置するジョロ県エル・プログレッソ市に移動しデモクラシア橋の視察を行ないました。視察では、本計画で設置された耐震システム等、日本の高い技術力等に関して説明しました。
「観光振興を目的としたマヤ文明遺跡公園整備計画」（ノンプロ無償見返り資金協力）
デモクラシア橋を視察後、ユネスコの世界遺産に登録されているコパン遺跡公園があるコパン・ルイナス市（ホンジュラス西部）に移動し、「観光振興を目的としたマヤ文明遺跡公園整備計画」を通じて整備されたコパンデジタル博物館の視察を行ないました。視察では、ホンジュラス歴史人類学研究所関係者がコパン遺跡の歴史を説明し、日本の最新技術を駆使した3D映像を上映しました。
「地域資源としてのコパン遺跡公園の保存と観光活用計画」（ノンプロ無償見返り資金協力）
3日目は、コパン遺跡公園の視察を行ないました。本視察では、金沢大学の中村教授が「地域資源としてのコパン遺跡公園の保存と観光活用計画」を通じて実施している発掘を説明しました。また、本計画で建設中の研修施設の工事現場の視察も行なわれました。
プレスツアー後、各紙・テレビでは次々と我が国開発協力の取り組みが報道されました。多くの国民が目にする新聞各紙で開発協力事業が取り上げられることで、ホンジュラス国民の我が国開発協力事業への理解もより一層深まったのではないかと思います。
関連リンク（外部サイト）
プレスツアー後にリリースされた各自の記事（スペイン語）
「Construirán parque en cerro El Berrinche」
(邦訳：「ベリンチェ地区にて公園を建設予定」2016年11月23日付け「エル・エラルド」紙掲載)
「Funcionarios de JICA inspeccionan obras de mitigación en la capital」
（邦訳：「日本関係者が首都の防災施設を視察」2016年11月23日付け「ラ・トリブーナ」紙掲載）
「Revisan reparaciones en el puente La Democracia construido por Japón」
（邦訳：「日本が建設したデモクラシア橋の補修を視察」2016年11月26日付け「エル・ティンポ」ネット新聞掲載）
「JICA repotenciará la central hidroeléctrica de Cañaveral」
（邦訳：「日本がカニャベラル水力発電所の増強を実施」2016年11月29日付け「ラ・トリブーナ」紙掲載）
「Fortalecen las centrales Cañaveral y Río Lindo」
（邦訳：「カニャベラル及びリオ・リンド水力発電所を増強」2016年11月30日付け「ラ・トリブーナ」紙掲載）
プレス一行は、テグシガルパ市、コルテス県、ジョロ県、コパン県を訪れ、「首都圏地滑り防止計画」、「カニャベラル及びリオ・リンド水力発電増強計画」、「デモクラシア橋補修計画」、「観光振興を目的としたマヤ文明遺跡公園整備計画」及び、「地域資源としてのコパン遺跡公園の保存と観光活用計画」の視察を行いました。
「首都圏地滑り防止計画」（無償資金協力）
本視察では、首都のベリンチェ地区で行なわれた地滑り対策工事に、日本がどのように災害経験で蓄積されたノウハウを活用し、どのように各国の防災取り組みを支援行なっているか説明が行なわれました。また、テグシガルパ市防災委員会関係者も視察に参加し、本支援の裨益効果を記者に説明しました。
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| 工事の説明 | 市役所関係者へのインタビュー |
「カニャベラル及びリオ・リンド水力発電増強計画」（円借款）
地滑り防止計画を視察後、当国北部に位置するコルテス県サンタ・クルス・デ・ヨホア市に移動し、同市に位置するカニャベラル及びリオ・リンド水力発電所を視察しました。水力発電所の管理責任者は、稼働してから約50年が経過する同発電所が日本の支援により未だ発電し続けていること、また、2015年に締結された円借款を通じて実施されるリハビリ及び増強について説明しました。
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| 機械ルームの説明 | 水力発電タービンルームの説明 |
「デモクラシア橋補修計画」（無償資金協力）
2日目は、当国北部に位置するジョロ県エル・プログレッソ市に移動しデモクラシア橋の視察を行ないました。視察では、本計画で設置された耐震システム等、日本の高い技術力等に関して説明しました。
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| 交通量を記録するカメラマン | インタビューを受ける金井書記官 |
「観光振興を目的としたマヤ文明遺跡公園整備計画」（ノンプロ無償見返り資金協力）
デモクラシア橋を視察後、ユネスコの世界遺産に登録されているコパン遺跡公園があるコパン・ルイナス市（ホンジュラス西部）に移動し、「観光振興を目的としたマヤ文明遺跡公園整備計画」を通じて整備されたコパンデジタル博物館の視察を行ないました。視察では、ホンジュラス歴史人類学研究所関係者がコパン遺跡の歴史を説明し、日本の最新技術を駆使した3D映像を上映しました。
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| インタビューを受ける人類学歴史研究所次長 | レポートを撮影する記者 |
「地域資源としてのコパン遺跡公園の保存と観光活用計画」（ノンプロ無償見返り資金協力）
3日目は、コパン遺跡公園の視察を行ないました。本視察では、金沢大学の中村教授が「地域資源としてのコパン遺跡公園の保存と観光活用計画」を通じて実施している発掘を説明しました。また、本計画で建設中の研修施設の工事現場の視察も行なわれました。
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| インタビューを受ける中村教授 | 発掘状況を説明する中村教授 |
プレスツアー後、各紙・テレビでは次々と我が国開発協力の取り組みが報道されました。多くの国民が目にする新聞各紙で開発協力事業が取り上げられることで、ホンジュラス国民の我が国開発協力事業への理解もより一層深まったのではないかと思います。
関連リンク（外部サイト）
プレスツアー後にリリースされた各自の記事（スペイン語）
「Construirán parque en cerro El Berrinche」
(邦訳：「ベリンチェ地区にて公園を建設予定」2016年11月23日付け「エル・エラルド」紙掲載)
「Funcionarios de JICA inspeccionan obras de mitigación en la capital」
（邦訳：「日本関係者が首都の防災施設を視察」2016年11月23日付け「ラ・トリブーナ」紙掲載）
「Revisan reparaciones en el puente La Democracia construido por Japón」
（邦訳：「日本が建設したデモクラシア橋の補修を視察」2016年11月26日付け「エル・ティンポ」ネット新聞掲載）
「JICA repotenciará la central hidroeléctrica de Cañaveral」
（邦訳：「日本がカニャベラル水力発電所の増強を実施」2016年11月29日付け「ラ・トリブーナ」紙掲載）
「Fortalecen las centrales Cañaveral y Río Lindo」
（邦訳：「カニャベラル及びリオ・リンド水力発電所を増強」2016年11月30日付け「ラ・トリブーナ」紙掲載）